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明賢重陽唱和詩張月川補圖卷
size: 作品 119.5×29.5cm
箱款：長尾甲 王清波 設色紙本 手卷
來歷:滬瀆王清波
明賢重陽唱和詩張月川補図巻
手巻、紙本。全巻長さ1080cm、幅32.2cm。
箱書：明賢重陽唱和詩張月川補図巻。
題簽：明賢重陽唱和詩張月川補図巻。長尾甲簽。鈐印：雨山。
補図款識：西苑北堂老人張洽補図、時乾隆丙午長夏。鈐印：張洽（連珠印）。
書者：文林（鈐印「宗儒」）、沈周（鈐印「沈氏啟南」）、朱存理（性甫）、文徴明（鈐印「徴明印」「悟言室印」）、王穀祥（鈐印「穀祥」「王祿之印」）、彭年（鈐印「沐彭年印」「彭氏孔加」）。
跋尾：黄鉞（鈐印“左田黄戉”“左田八十七翁”“左田八十九翁”）、王清波。
鑑蔵印：癡仙堂、亭山、守六父印、蘋州、愛敬堂祕笈之印、思謙、平安癡仙堂記。
作品紹介
該当作品は、明代蘇州名家六人唱和詩の書跡集である。まずは弘治丙辰年（1496）学者文林と呉寛の唱和詩、そのあとは同時代の沈周の作品、そのあとは嘉靖辛丑（1541）に所有者潘半岩が文徴明と王穀祥に唱和させた詩文、そのあとは乙巳年（1545）に潘半岩の子の楽谿が彭年に唱和させた作品である。六家の唱和は前後50年間にわたり、みなそれぞれ本人の筆跡で特に文徴明父親の文林の作品は極めてまずらしく価値の高いものであろう。詩文の前に清代張洽によって補われた絵画である。後紙に清代著名な書画家黄鉞の跋尾が三則ある。
関連人物
呉寛（1435-1504）、字は原博、号は匏庵・玉亭主、世に匏庵先生或いは匏翁と称される。長洲（今江蘇蘇州）の人。明代の文学者・書道家・政治家で、官職は礼部尚書に至った。
文林（1445-1499）、字は宗儒、長洲（今江蘇蘇州）の人。先祖の出身は湖広衡山のため、衡山と号した。成化八年（1472）の進士、官職は温州知府に至った。文徵明の父親。著作に『文温州集』・『琅琊漫鈔』などがある。
沈周（1427-1509）、字は啓南、号は石田、晩年の号は白石翁、長洲（今江蘇蘇州）の人。明代の著名な書画家・文学者、医学者である。著作に『石田集』・『石田文鈔』・『石田稿』・『続千金方』などがある。
朱存理（1444-1513）、字は性甫・性之、号は野航、長洲（今江蘇蘇州）の人。書画を巧み、観賞に詳しく、収蔵を好む。著作に『珊瑚木難』・『経子鉤元』、『野航漫録』・『楼居雑著』などがある。
文徴明（1470-1559）、名は壁、字は徴明・徴仲、号は衡山・衡山居士、長洲（今江蘇蘇州）の人。明代の著名な書画家・文学者である。
王穀祥（？-1568）、字は禄之、常州の人。進士の出身、官職は吏部員外郎に至った。新聞を善くし、書画を巧む。
彭年（1505-1566）、字は孔嘉・子素、号は隆池山樵、長洲（今江蘇蘇州）の人。学を好み、書道を巧み、詩文を善くして、文徴明と交友した。
張洽（1718-1799）、字は月川、号は圓光道士・青篛古漁、呉県（今江蘇蘇州）の人。清代の画家で山水画を善くした。
黄鉞（1750-1841）、字は左田・左軍、号は壹斎・左庶子、當塗（今安徽）の人。清代の書画家・書画鑑定家・書画理論家、山水画を善くし、官職は軍機大臣・戸部尚書に至った。著作に『二十四画品』・『壹斎詩集』などがある。
明賢重陽唱和詩張月川補圖卷
手卷，水墨紙本。全卷長1080釐米，寬32.2釐米。
箱銘：明賢重陽唱和詩張月川補圖卷。
簽條題識：明賢重陽唱和詩張月川補圖卷。長尾甲簽。鈐印：雨山。
圖款：西苑北堂老人張洽補圖，時乾隆丙午長夏。鈐印：張洽（連珠印）。
書者：文林（鈐印“宗儒”）、沈周（鈐印“沈氏啟南”）、朱存理（性甫）、文徵明（鈐印“徵明印”“悟言室印”）、王穀祥（鈐印“穀祥”“王祿之印”）、彭年（鈐印“沐彭年印”“彭氏孔加”）。
跋尾：黃鉞（鈐印“左田黃戉”“左田八十七翁”“左田八十九翁”）、王清波。
鑒藏印：癡仙堂、亭山、守六父印、蘋州、愛敬堂祕笈之印、思謙、平安癡仙堂記。
作品簡介
該作品是明代蘇州名流六家唱和詩的書法集，首先是弘治丙辰年（1496）學者文林與吳寬的唱和詩，其後有同時代的沈周和韻兩首，之後嘉靖辛丑（1541）潘半岩請文徵明和王穀祥附詩，其後乙巳年（1545）潘半岩之子樂谿又請彭年附詩。唱和詩前後歷經五十年，均以“滿城風雨近重陽”為首句和韵。書法為六家自書，特別是文徵明之父文林的作品世所罕見，彌足珍貴。詩文前有清代張洽的補圖。後紙有清代著名書畫家黃鉞的三次跋尾。
長尾雨山識語：
是卷，吳寬、文林以下吳中名流凡六家，各以“滿城風雨近重陽”之句冠首疊韻唱和詩，凡廿五首，寔為一代風流薈萃，固非尋常應酬可比矣。卷首文林乃徵明父，其筆跡傳世絕少，尤為寶貴，張月川補圖亦極精。殆近石田黃鉞跋尾考核甚詳，其記三希堂寶笈佚事，足資證覈。如此名卷，可有一不可有二也。壬戌清和月長尾甲識。鈐印：甲印、雨山
相關人物
吳寬（1435-1504），字原博，號匏庵、玉亭主，世稱匏庵先生或匏翁，長洲（今江蘇蘇州）人。明代文學家、書法家、政治家，官至禮部尚書。
文林（1445-1499），字宗儒，長洲（今江蘇蘇州）人。祖籍湖廣衡山，自號衡山。成化八年（1472）進士，官至溫州知府，文徵明之父。著作有《文溫州集》、《琅琊漫鈔》等。
沈周（1427-1509），字啟南，號石田，晚號白石翁，長洲（今江蘇蘇州）人。明代著名書畫家、文學家、醫學家。著作有《石田集》、《石田文鈔》、《石田稿》、《續千金方》等。
朱存理（1444-1513），字性甫、性之，號野航，長洲（今江蘇蘇州）人。工書畫，精鑒賞，富收藏。著作有《珊瑚木難》、《經子鉤元》、《野航漫錄》、《樓居雜著》等。
文徵明（1470-1559），名壁，字徵明、徵仲，號衡山、衡山居士，長洲（今江蘇蘇州）人。明代著名書畫家、詩人、文學家。
王穀祥（？-1568），字祿之，常州人。進士出身，官至吏部員外郎。善詩文，工書畫。
彭年（1505-1566），字孔嘉，一字子素，號隆池山樵，長洲（今江蘇蘇州）人。好學工書，善詩文，與文徵明交好。
張洽（1718-1799），字月川，號圓光道士、青篛古漁，吳縣（今江蘇蘇州）人。清代畫家，善畫山水。
黃鉞（1750-1841），字左田、左軍，號壹齋、左庶子，當塗（今安徽）人。清代書畫家、書畫鑒定家、書畫理論家，善畫山水，官至軍機大臣、戶部尚書。著作有《二十四畫品》、《壹齋詩集》等。
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